SKJ_TimerがUSB-IOに対応したので今までのインターバルタイマーGAGP1の回路をそのまま使ってカメラのスケジュール撮影が行えます。
GAGP1の回路はオートガイド端子に接続する代わりにコネクターを変更してカメラのリモート端子に接続すればカメラ4台を制御できます。

設定ボタンを押して使用するハードウエアを選択します。
動作モードは回路の設計によりますがこのサイトで紹介したUSB-IOの回路はLow Actを選択します。

5/21の日食に向けて今はやりの微速度撮影を考えてみました。


一応欠け初めから終わりまで約2時間40分程度記録したいのですが、なるべく撮影間隔を短くして枚数を稼いでおくと良いのですがカメラのバッテリーやメディアの消耗を考えるとそうも云ってられません。そこで金環の間だけ細かく撮ってそれ以外はそれなりにと考えました。

この例ではカメラ2台を制御しています。CH0が赤道儀に乗った望遠鏡でアップを狙うカメラ1、CH1が固定撮影の広角レンズで太陽が移動しながら欠けて行く図を狙ったカメラ2です。金環の間カメラ1は10秒ごと、カメラ2は60秒ごとに撮影しそれ以外は2分に一枚撮影する設定です。
上例の時間はアストロアーツの横浜のデーターを元に設定していますが撮影間隔を加味しているので少し異なっています。

この微速度撮影が成功すると太陽はだんだん欠けて行って金環になる第2接触から金環の終わる第3接触までハイライトの部分は特にゆっくり再生してまた元の速度に戻って太陽が復帰するという映像になるはずですがはたしてうまく行くでしょうか。

問題は天候ですが、ずっと晴天なら良いのですが雲の通過とか薄曇とかの場合はフィルターとかシャッター速度など臨機応変に対応しなくてはならず何かと忙しいことが予想されます。
せめて時計を見ながら時間通りにシャッターを押すことから開放されれば少しは成功率も上がるかも?

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