ステッピングモーター駆動実験プログラム

このサイトで時々紹介しているステッピングモーターを使った機器のモーターを回すテストプログラムです。
モーターを駆動するモータードライブはUSB-IOを使った自動導入この実験で紹介しているモータードライブ回路に対応しています。このモータードライブはいろいろなステッピングモーター実験等に利用でき何かと重宝します。

このプログラムでできること。
 1.モーターの限界スピードを調べること。
 2.モーターの正転、逆転
 3.1ステップ毎の駆動
 4.2相励磁、1-2相励磁の切り替え
 5.二つのモーターの駆動
 6.ステップ数を指定した駆動 

Speedの数値は小さいほど早く、大きいほど遅く回ります。あまり早く回すとモーターはパルスについて行かれなくなり脱調を起こします。(限界スピード)
Stepsに必要なステップ数を入れてCWまたはCCWを押すと回転します。Stopを押すと途中で止まります。連続して回したい時はStepsに-(マイナス)の値を指定します。
CW,CCWは時計回り、反時計回りを意味しますがモーター結線の仕方によって変わるので正転または逆転を意味します。
指定したステップ数が終了するとそれにかかった時間が表示されるので計算によってRPMを求めることもできます。
キーボードの←→矢印キーで1ステップずつ駆動します。
前述の自動導入のモータードライブではmotor1、motor2をチェックすると二つ同時に動かせます。
1-2相励磁方式は2-2相励磁に比べ滑らかな回転を得られますが速度は半分になります。
これでVixen MT-1など赤道儀モーターを回して今はやりの1/2倍速追尾などにも応用できるかも?

Tips
CPUはステッピングモーターパルスを作るのに必死になっています。スピードを上げると休まず働きます。
なるべく他のソフトを動かさない方がいいです。とくに裏でインターネットが動いているとかセキュリティースキャンが走っている環境では不安定になることがあります。
このサイトで紹介しているステッピングモーター関連の動作も同様です。

プログラムダウンロードページ

2011/07 記 

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