インターバルタイマーその2

最近は天体写真を撮る上でデジタル一眼レフカメラが普及しつつあります。価格も一時期よりも大幅に下がって入手しやすくなりました。天文雑誌やWEBなどでよく写ると評判になると挙ってそれに飛びつく風潮はあまり感心したものではないと思っていたのですが、QV8000SXは改造してしまったしCoolPix4500は天体に向かない(私見)ので養子にだしてしまったこともあって一般撮影できるデジカメが無くなったことも手伝ってついに私もEOS KISS DIGITALを買ってしまいました。f(^^;)

前置きが長くなりましたが2000円でできるバルブのインターバル撮影ができるリモートスイッチを製作しましたので紹介します。


上の写真が製作したリモコンです。
右側のスイッチが電源スイッチで、オンするとインターバルタイマーがスタートします。中央の4ビットのディップスイッチでバルブ時間を設定します。
左から1分、2分、3分、一番右側のビットスイッチ(4bit目)だけははインターバル時間すなわちシャッターオフになっている時間設定で20秒(LargeFineの書き込み時間+α)と40秒(Rawの書き込み時間+α)の切り替え用です。シャッターオン(開)のあいだ上部中央の白い四角の赤LEDが点灯して露出中であることを知らせます。この白い四角は押しボタンになっていて電源スイッチをオフにしているとき(オンのときでも)押すと無条件にシャッターをきります。すなわち通常のレリーズとして使うことができます。
このタイマーの電源は9Vの乾電池(6F22)を使用(2個100円/100円ショップ)しており電池寿命が心配ですが連続24時間のテスト+約3時間X5夜使用していますがまだ使用できますので相当長持ちします。とは言っても撮影中にバッテリー切れでは目も当てられませんのでバッテリーチェッカー(これも100円ショップ)を内臓しています。右下のメーターがそれで写真では見ずらいですがメーターのすぐ上にある小さな押しボタンを押すといつでもチェックできます。
単なるメカ接点のリモート端子をもつカメラならプラグさえ合うように変更すればいろいろなカメラに使えると思います。
詳しい作り方は→こちらへ

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